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日別アーカイブ: 2025年1月17日

地鎮祭とは

こんにちは!お客様サポートの安藤です ^^
やっと金曜日ですね!!今週は出張もあったため少しヘトヘトは私です。笑
ですが、本日も元気にBLOG更新していきますのでお付き合いいただければ嬉しいです ^^

 

 

 

本日のBLOGテーマは「地鎮祭とは」

 

先日ご契約いただいたお客様の土地が決まり、地鎮祭を行いました!
近年の家づくりのセレモニーに関しては
工期との兼ね合いや、お施主様のご希望もあり
行うものと、行わないものがございますが
地鎮祭に関しては多くの方がご希望されます ^^

 

この「地鎮祭」とは
お家を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式です
ちなみに「とこしづめのまつり」と読むこともあります

 

お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め
お施主様が初めてその土地にクワやスキを入れます

 

もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが
近年では、最も近い場所にある神社に依頼することが多いです

 

 

≪地鎮祭の日取り≫
地鎮祭は、慣例的には地鎮祭の吉日とされる
大安・先勝・友引
のいずれかの日の午前中に行います
神社への予約、飾り付け等の手配や準備は施工会社に依頼するのが一般的です
出席者は多くの場合、お施主様、施工会社、工事関係者、神職です

 

 

≪地鎮祭の主な流れ≫
地鎮祭では神様に捧げものをし、お祓いや祝詞をあげたあと、
お施主様、施工業者が初めてクワやスキを入れ、工事の無事を祈ります
全体で80分~100分くらいで以下のような流れで執り行います

1.修祓の儀(しゅうばつのぎ・しゅばつのぎ)
まずは祭壇、土地、参列者をお浄めします

2.降神の儀(こうしんのぎ)
神様をお迎えします

3.献饌(けんせん)
神様にお供え物を差し上げます

4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
神様に祈りの詞をささげます

5.切麻散米(きりぬささんまい)
神職が工事を行う土地を浄めます

6.地鎮の儀(じちんのぎ)
その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」
初めて土をならす「土均(つちならし)」と行い
最後に神職が鎮め物を納めます

7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
※玉串:榊(さかき)などの常緑樹の小枝に紙のヌサ(幣)と言われるもの
またユウ(木綿)をつけ神前に供えるもの
玉串奉奠とは神前に玉串を捧げること、謹んで供えることを言います

8.撤饌(てっせん)
お供え物をお下げします

9.昇神の儀(しょうじんのぎ)
神様にお帰りいただきます

10.閉式の辞(へいしきのじ)
地鎮祭の終了を告げます

11.神酒拝戴(しんしゅはいたい)
用意した湯のみ、または紙コップを参列者に手渡し
祭壇にあがっていたお神酒を注ぎます
お神酒が参列者に行き渡ったら全員で頂きます

12.その他
地鎮祭で神職が納めた「鎮め物」は一旦、施工業者に預かってもらい
適当な時期に地中に納めてもらいます
お供えしていた塩・酒・米・お神酒は
土地の四方の方角の土の上に撒きます

 

 

≪地鎮祭の服装≫
神様をお迎えする儀式なので、ネクタイ着用が基本ですが
個人宅の場合はそこまでこだわりませんので
事前に住宅会社と相談すると良いでしょう

 

 

≪地鎮祭にかかる費用・お金・相場≫
地鎮祭に必要な費用としては、神職に支払う費用と
施工業者に支払う費用、ご自身で用意するものの費用があります

神職に支払う費用
・初穂料、または玉串料など:謝礼の表書きを「御初穂料」「御神饌料」「御玉串料」と
書くことから、地鎮祭の謝礼の事を御初穂料と言います
金額に関しては2~5万くらいが目安です
・お車代:神職が自分の車などで来られる場合、白封筒に「お車代」として
5千円~1万円くらいを包んだものをお渡しします

施工業者に支払う費用
祭壇その他準備費用:祭壇その他の準備は施工業者に一任することが多く
1~5万円くらいが目安です
テントなどを設営してもらうと更に金額が上がりますが
一式を神社で借りる方が安上がりな場合もあります

ご自身で用意するものの費用
・お供え物関係の費用:米や塩などのお供え物やお神酒、
湯のみまたは紙コップなどを用意するのにかかる実費です
・ご祝儀:棟梁・大工・職人・現場監督・作業員などに
ご祝儀を渡します
※必須ではありません

 

 

以上、地鎮祭に関して、昔からの慣習を含め詳しくまとめさせていただきました ^^
このように書くと手間もお金も随分かかるように感じますね…

たしかに昔ではお伝えしたように80~100分の時間と
10~20万円程度のお金をかけ、親戚中を呼んで行うようなものでした

しかし、最近では35,000円前後の費用と30~40分程度の時間で
以前よりもずっと気軽に行えるようになっているケースがほとんどです!
面倒な段取りも、多くの場合、住宅会社が行ってくれます

 

当社では、家づくりを生涯で最も大きなイベントの1つだと考えていますので
できるだけ多くの方がお気軽にセレモニーを行っていただけるよう
お手伝いできればと思っております ^^♪