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こんにちは!WithHomeお客様サポートの安藤です ^^
また少し日中は暑くなってきましたね、、
完全に衣替えのタイミングを見逃しています、、笑
今回のBLOGテーマは【意外と知らない窓の種類と機能~その2~】
以前のBLOGでは、
窓を構成する「サッシ」についてお伝えしましたが
今回はサッシと組み合わされている「ガラス」についてお話します ^^
【ガラス】
サッシに取り付けられている「ガラス」部分についてですが、
このガラスにも多くの種類があります。
用途によってどの種類を使うのが良いか一緒に考えてみましょう!
◆フロートガラス
最も一般的な、特に機能を持たない透明なガラスがフロートガラスで、
多くの建物で使われています。
値段も安価で、割れてしまった場合でも
多くの業者様が在庫をもっているため、即日交換が出来る場合が多いです。
◆型板ガラス
家が通りに面していたり、隣のお家との距離が近かったりする場所に
使われているのが型板ガラスです。
型板ガラスとは、ガラスの片面に模様を付けたガラスで
いくつかの模様のパターンがあり、
食器棚にも使われているものもあります。
◆すりガラス
型板ガラスのように主に目隠し用途で使われるガラスです。
フロートガラスの表面に金剛砂などで細かい傷をつけているので
ガラス表面がザラザラしています。
細かい傷があるおかげで、通過する光が拡散して
やわらかい印象の光をつくり、上品で落ち着いた雰囲気になるため
和室などで使われることが多いです。
逆に、ガラス表面に細かい傷があることで掃除がしづらいため
浴室や洗面所などでは敬遠されることもあります。
◆フロストガラス
すりガラスと見た目は似ていますが、加工の仕方の違いから
表面が滑らかになっています。
すりガラスの表面がザラザラしているのに対し
フロストガラスの場合は滑らかなため、
汚れがついても掃除しやすいというメリットがあります。
◆防火ガラス
お家を建てる場所によっては、都市計画法で防火地域・準防火地域に
指定されていることがあります。
防火地域では、建築基準法で窓ガラスに防火設備ガラスを使う必要があります。
多く使われている防火設備ガラスが、比較的安価なガラスの中に
ワイヤーが入っているガラスです。
ただ、ワイヤー部分が錆びて起こる錆び割れや、
ガラス全体の温度差によって起こる熱割れが起こりやすいです。
また、ワイヤーが入っている見た目が不格好だという方もいらっしゃいますので
最近では、ワイヤーの入っていない透明な防火・耐火ガラスを選ばれる方も増えています。
◆防犯ガラス
泥棒の多くは、窓ガラスを割って侵入するため、
防犯対策を強化するお宅では、窓ガラスに防犯合わせガラスというガラスを使っています。
合わせガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んで作られた
防犯や防音効果をプラスしたガラスです。
◆ペアガラス
ペアガラスとは、複層ガラスとも呼ばれ
2枚のガラスの間に中空層と呼ばれる空気やガスの層をつくり、
室内と室外の熱の移動が抑えられる断熱機能を備えたガラスです。
この断熱効果のおかげで、冬場に暖房を付けても
部屋が中々温まらない、冷暖房費が高い、暖房をつけると結露が発生して
掃除が大変、、といった悩みを抑えることができます。
ただし、断熱効果を高めたい場合には、気密性の低いアルミサッシではなく
樹脂サッシなどを使う必要があります。
◆Low-eガラス
ペアガラスの中空層側に、Low-e金属膜加工という特殊な加工を施したガラスが
Low-eガラスです。
加工する面によって、遮熱タイプと断熱タイプに分けられ
Low-e加工を室外側にした場合は遮熱タイプに、
室内側にした場合は断熱タイプになります。
夏の西日などによる日射熱で部屋が暑い、、といった場合は、
遮熱タイプのLow-eガラスにすることで温度上昇を抑えることができます。
ただし、冬場の日射熱も遮ってしまうため、冬場に部屋が寒くなってしまう
といった場合は、遮熱タイプではなく断熱タイプが選ばれます。
◆真空ガラス
ペアガラスの間が真空状態になっているのが、真空ガラスです。
高い技術でつくられているので高価格にはなりますが
空気が存在していないので非常に高い断熱効果があります。
今回は9種類のガラスについて紹介していきましたが、
設置するお部屋や用途によって最適なガラスもまた変わってくることが分かります!
ガラスだけでこんなに種類が多いと、窓1つですごく悩んでしまいそうですよね、、笑
お客様にピッタリの過ごしやすく快適なお家づくりにするために、
窓1つでも打ち合わせ時、しっかりお話して
お客様の理想のお家づくりに努めていけたらなと思っております ^^
お困り事、ご相談事ありましたらなんなりとお申し付けください!