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月別アーカイブ: 2024年7月

畳のおはなし

こんにちは!WithHomeお客様サポートの安藤です ^^
梅雨中休みの猛暑も過ぎ、梅雨後半がスタートしたような天気ですね!
今週の3連休は雨予報だとか、、( T_T )
我が家は賃貸でランドリールームなどないので
コインランドリーを行き来する生活が始まりそうです、、笑

 

 

さて、今回のBLOGテーマは「畳のおはなし」
私たちの事務所のある熊本県八代市は畳の主材料「い草」の生産日本一の地域です!
そんなゆかりある畳のお話を今回はしてみようと思います♪

 

最近建ったお家を見てみると洋風のおしゃれなお家ってたくさん見られますよね!
昔からある和風な住宅の受注が少なくなっているのも事実です。
とはいえ、畳の居心地の良さといったら、、皆さまご存じですよね、、(笑)

 

日本人の平均的な肩幅は1尺5寸(45.5cm)と言われていて
廊下で人がすれ違う場合には二人分の3尺(91cm)が必要です。

 

このため畳というのは短い方の1辺はこの3尺が基準となっています。
長い方の1辺は畳を組み合わせやすくするため、倍の6尺(182cm)です。

 

しかし、実は畳のサイズには地域差があるのです!!

 

先ほどお話した3尺(91cm)×6尺(182cm)サイズの畳は【中京間】と呼ばれ
愛知県などに多いです。
幅に余裕を持たせた95.5cm×191cmサイズの【京間】と呼ばれる畳は西日本に多く、小ぶりなタイプの88cm×176cmサイズの【江戸間】と呼ばれる畳は東日本に多く見られます。

 

このように畳に地域差があるように、実は間取りにも地域差があるんです!

 

京間や中京間では畳を基準にする【畳割】という方法を用いられ
それに対し、柱を基準とする【柱割】という方法は関東でよく用いられます。

 

柱割りは柱の太さにとらわれないため、施工が楽で速いというメリットがあります。
こういった利便性の高さ、近年の和室の減少もあって現在では柱割が多くなっているようです。

 

和室の利用は減ってきましたが、最近では縁のない半畳の【琉球畳】を使う方も
多くなってきました ^^
カラダの負担も少なく、居心地のいい畳は無理やり和室を作らずとも
リビングの一角に敷くことで、応接スペースにもなりますし
くつろげるスペースにもなります♪

 

暮らしの用途に合わせてご対応できますので
詳しいことは、お気軽にお問合せください ^^

 

夏でもお風呂につかろう!

こんにちは!WithHomeお客様サポートの安藤です ^^
夏らしい暑さが続いている今週!皆さんお体は大丈夫でしょうか?
わたしは息子の習い事のお迎えだけで汗が止まりませんでした、、、汗

 

 

本日のBLOGテーマは「夏でもお風呂につかろう!」
前文でもお伝えしたように体がこたえる暑さが続く今日この頃。
色々と体調管理気を付けたいところですが、おススメな方法のひとつに「入浴」があります!

 

皆さんは毎日湯舟に浸かっていますか?
暑いとつい、シャワーだけで済ませてしまいがちになってしまいますよね、、。
しかしっ!入浴は温熱、水圧、浮力の物理作用にの働きにより
【ストレス解消】
【疲れ、体の冷え】
に絶大な効果があるんです!

 

温かいお湯につかるとほっとして精神的にもリラックスできますよねっ♪
カラダを清潔にし、心身ともに整えてくれる浴室は
生活の中で毎日使う場所のひとつですよね。

 

お風呂の種類も色や形、収納など各メーカー様から様々タイプがでています ^^

 

まだお子様が小さいうちは家族みんなでお風呂に入ったり、
おもちゃも沢山あって「お風呂は広い方が良い!」と言われる
お客様もいらっしゃいますし、
よく利用する浴室だからこそ、「今後のことも考えて手摺が必要!」
言われるお客様もいらっしゃいます。

 

リラックスできる場所だからこそ考え抜いた
理想の空間になると幸せですよね!

 

 

お客様の数だけお家に対する要望も変わってきますから
しっかりとヒアリングして皆様にあったご提供が出来るよう心掛けております ^^

 

ご要望等ございましたらお気軽にお問合せください♪
公式LINEもございます!
それでは本日も素敵な一日をお過ごしください ^^

 

 

地震に強い構造の種類その2

こんにちは!WithHomeお客様サポートの安藤です ^^
7月です!梅雨も明け、今日はお久しぶりの良い天気、、通り越して暑いですね(汗
お体しっかりご自愛くださいね!

 

 

 

本日のBLOGテーマは前回に引き続き【地震に強い構造の種類その2】です!

前回のBLOGご覧になってない方は是非前回のと合わせてご覧ください♪

 

 

 

前回のBLOGでは「耐震構造」、「制震構造」、「免震構造」の3つの
大まかな特徴をお伝えいたしました!
今回はこの3種類のメリット、デメリットについて書いていきます。

 

 

1.耐震構造(工法)のメリット・デメリット
耐震構造(工法)は日本の建築基準法などの法令にも定められている、
最も一般的な工法です。
≪メリット≫
・耐震、制震、免震の中で最もコストが安い(数十万円)
・現在の建築基準に基づいて建てられたお家はそもそも耐震構造の住宅(耐震等級1)
・激しい地震でも倒壊から守れる
・台風の強風程度ではほどんど揺れは感じない
・地下室の設置も可能
≪デメリット≫
・地震の揺れがダイレクトに伝わるため、激しく揺れる
・建物の上部になるほど揺れが激しい
・家具などの損傷は避けれず、転倒による二次被害のリスクがある
・建物は頑丈だが、繰り返す揺れや何度も地震が起きた際は倒壊の可能性も増す
・大きな震災があった後は、メンテナンス費用にコストがかかる

 

 

メリットで「現在の建築基準法に基づいていれば耐震住宅」と説明しましたが
現在の建築基準法は耐震等級が1になります。
もっと強い家を!となるとコストは上がりますが、
耐震等級2や3にする必要があります。
また、耐震住宅は建物自体は揺れるため
建物内部での家具の転倒等の二次災害について、家具と固定するなど
家の中の防災についても工夫が必要です。

 

 

 

2.免震構造(工法)のメリット・デメリット
現在最も優れた工法と言われている、免震構造(工法)。
≪メリット≫
・地震がきても建物はほとんど揺れない
・建物内部での家具の転倒などによる二次災害を防ぐことができる
≪デメリット≫
・地震が起きた場合、免震装置が建物ごと揺れるため隣が空き地である必要がある
・耐震、制震工法に比べてコストが高い(数百万円)
・定期的なメンテナンスが必要
・免震装置ごと建物が揺れる為、多少の揺れを感じる場合がある
・まだ歴史が浅い(技術面や耐用年数について疑問視する声もあり)
・地震には有効ですが、強風や暴風による揺れには効果が少ない
・免震装置を設置する分、一階の床が地面よりも高くなる
・地面の上に免震装置を設置するため、地下室は作れない

 

 

免震工法は建築時の制約が多いものの、建物内部の損傷が少なく済むため
家財道具を守りたいかたにはオススメです!
しかし、まだ歴史が浅いことが不安点でもあります、、

 

 

 

3.制震構造(工法)のメリット・デメリット
制震構造(工法)は、耐震と免震のいいとこどりです!
≪メリット≫
・建物の倒壊をほとんど防げる
・耐震工法よりも建物内部の損傷を少なくできる
・免震工法よりもコストが安く、工期が短い
・繰り返しの揺れに強い
・地震後のメンテナンスがほとんど不要
≪デメリット≫
・建物自体が地面に接しているため、地盤が弱いと使えない
・制震装置の設置の関係上、狭小地には不向き
・耐震住宅よりコストが高い(数十?百万円程度)
・建物内部のダメージは、耐震構造より小さいが免震構造より大きいため、家具の固定は必要
・建物内部にいた場合、地震の揺れは直接感じる

 

このように制震工法は、地震の揺れを抑え、建物内部のダメージを防ぎながらも
免震工法よりもお手頃なコストであるため、
耐震工法と免震工法のちょうど間をとったような工法です!
地震のたびにメンテナンスや検査をする必要もほとんどなく、
定期的なメンテナンスも簡易なもので済むので、
耐震工法や免震工法よりも手間がかかりません!
免震工法のように基礎部分に大掛かりな工事をせずに済むため
リフォーム工事での地震対策にもオススメです!

 

 

ご予算や建てる土地・お家の状況
そしてなによりお客様のご要望を加味しながら
しっかりと地震に備えたお家づくりを進めていきましょうね ^^